セルフストレージ テクノロジー

UL: はじめに、協会について、その歴史や活動内容をご紹介いただけますか。また、協会でご自身はどのような役割を担い、どのように会員の皆さんをサポートされているのでしょうか。 

私たちの組織は、現在ジャナス・インターナショナル(Janus International)の一部となっているスチール・ストレージ(Steel Storage)の創業者Jon Perrins氏主導のもと立ち上げられました。Jonは、オーストラリア、イギリス、そしてヨーロッパのFEDSSAでの協会の立ち上げにも貢献した人物です。彼とは、香港で初めて会いました。私がかつて香港でカナダ商工会議所を運営していたことを知って、アジアでのビジネス団体設立を手伝ってくれないかと頼んできたのです。「もちろん」と答えましたよ。理事会メンバーの支援と献身のおかげで、2004年にアジアセルフストレージ協会を設立することができました。 

Luigi La Tona氏がSSAAの初代エグゼクティブディレクターに就任し、瞬く間に会員数を増やしていきました。日本では既にRSAが設立されており、SSAAとRSAは緊密な関係を築いていきました。  

会員は世界中にいますが、主にアジア圏に集中しており、東は日本、西はドバイやヨルダンを含む西アジアまで、そして南はインドネシアまで展開しています。ヨーロッパやカナダ、アメリカ、オーストラリア、エストニアなども「海外会員」として参加しています。教育、マーケット・インテリジェンス、ネットワーキングといった他の多くのビジネス団体と同じようなサービスやサポートをこれらの地域で提供しています。 

もちろん、各国の政府とも強固な関係の維持に努めています。関係者との非公開の会合や政策立案者との会合などを設けることもあれば、一般市民への啓もう活動を通じて間接的に政府と関わることもあります。私たちが何をしているのか、私たちが地域社会にどのような価値を提供しているのかを人々がより良く理解できるよう、業界に対する認識を高める努力を心がけています。 

他の団体がおそらく行っていないことで私たちが行っていることは、弁護士と吟味した標準文書の作成と提供です。新規参入企業は、協会に加入すれば、標準的な業務手順書や契約書、衛生ポスター、禁止物や危険物を顧客に知らせる認定ポスターを利用することができ、弁護士費用への多額の出費を避けることができます。また、新規事業者は、後でトラブルに巻き込まれる可能性のある詳細を見逃してしまうことがよくあります。私たちが提供している文書は、後々の問題を回避するための保険のようなものです。 

UL: 9月に開催予定のカンファレンスがありますよね。どなたが講演される予定ですか。どのようなトピックを取り上げるのでしょうか。また、来場者が期待できることは何ですか。 

セルフストレージエキスポアジア(Self Storage Expo Asia)は、アジア最大のセルフストレージ業界イベントです。毎年世界中から来場者を迎えており、業界関係者と再会したり新たに出会ったりして、知識や情報を共有できる場になっています。新しいテクノロジーを提供するサプライヤーと知り合える機会もあるので、ビジネスの新たな手法を学ぶ最高の機会でもあります。 今年は、バンコクで開催し、テーマは「MAX OPP : The Asian Self Storage Revolution(チャンスをMAXに:アジアのセルフストレージ革命)」です。収益をMAX、コスト削減をMAX、利益をMAX、事業成長をMAX - すべてをMAX、つまり最大化できるような内容をご用意しています! 

特に注目されている講演者の1人が、ヨーロッパを拠点とするShurgard社の創業者 Michael Fogelberg氏です。彼は、瞬く間にShurgardをヨーロッパ最大のセルフストレージ会社へと成長させました。その後、新たにセルフストレージとテクノロジーの会社を複数立ち上げましたが、そのすべての会社に共通しているのは、急速で劇的な成長軌道です。今回の公演では、事業成長を加速させ、物件を取得し、リターンを上げ、競争に打ち勝つためにスピーディに動くことについてお話しいただきます。また、LEO Global LogisticsとLEO Self StorageのCEOであるKettivit Sittisoontornwong氏からタイでの事業について、そしてアジアのセルフストレージ業界をリードする多国籍企業General StorageのCEOであるHelen NG氏からもお話を伺います。  

UL: セルフストレージ業界は、今後どのようになっていくとお考えですか。 

この業界は不況に強いと言われてきました。ここ数年間のアジアにおけるセルフストレージはまさにその良い例と言えます。柔軟なスペース(空間)ソリューションなど、切実に必要とされているサービスを提供したからです。在宅勤務であれ、ホームスクールであれ、あるいはその両方であれ、人々はスペースを必要としています。セルフストレージは、そんな人たちを助けるためのものです。多くの中小企業もまた、ここ数年間のコロナ禍の影響で困難を経験しました。事業縮小や一時停止を余儀なくされ、その間のオフィス家具や在庫を保管し、簡単かつ柔軟にアクセスできる場所を必要としていました。従来の貸倉庫サービスでは、難しいため、こういった企業にもセルフストレージが重宝されました。政府や病院のような大きな機関でさえ、あらゆる種類の在庫を保管するためのスペースを増強しなければならなかったのです。  

アジアのセルフストレージ業界の未来は明るいです。ほとんどの企業は財政的に堅実な立場にあります。また、アジアのほぼすべての国で、この業界に対する一般市民の認知度が急上昇していることも後押ししています。さらに、ここ数年、機関投資家がセルフストレージの拡大を後押ししています。不動産セクターの運営事業としてのセルフストレージは非常に好調で、そうした組織にとって非常に魅力的な事業となっているのです。 

UL: SSAAに加盟している各地域市場の間では、どのような顕著な違いがありますか。また、日本市場はどのような特徴があるとお考えですか。 

日本はアジアで最も大きく、最も確立され、最も成熟した市場です。特に無人店舗に本当に長けています。アジアの大半は、まだ無人化について理解しようとしていません。日本では労働力が高く、犯罪が少ないからだと思います。日本ではテクノロジーを駆使して、顧客がセルフストレージに24時間アクセスできるようにしているます。他の市場は、別の点でより進んでいると感じます。例えば、香港やシンガポールでは、ロボットがロッカーを運んでくれるサイトが複数あります。ワイヤレス通信やロボットのためのインフラにはコストがかかりますが、その分不動産を効率的に活用でき、技術投資に対するリターンも大きくなります。不動産コストが重要な要素である香港では、トレードオフの価値があるのです。 

日本とアジアの他の地域では、経済的、文化的な要因が異なります。アジアのとある地域では、消費者の意識が低いのですが、労働力が安価なので常に現場にスタッフを配置する余裕があります。このように、場所によって市場構造は大きく異なり、地域独特の習慣があります。タイでは、典型的な個人顧客と法人顧客に加えて、観光客やバックパッカーなどの旅行者という第三の顧客層が存在します。大きな荷物を何週間も運んだり、治安に不安があるホステルなどに預ける代わりに、セルフストレージに荷物を預け、必要な物だけを持ち出すのです。 

UL: Unwired Logicのようなテクノロジーを提供する会社の役割について、そしてUnwired Logicが開発した新しいアプリ(Smart Storage)のように、ビジネスに自動化と効率的なプロセスをもたらすという使命について、どのようにお考えですか。 

Unwired Logicの取り組みには、2つの要素が後押ししていると思います。1つめは、資本と労働にかかる費用の変化です。多くの先進国では、人件費が着実に上昇し、同時に失業率が低下しているため、企業は人材確保に苦労しています。資本を活用してテクノロジーを推進することが企業にとって業界で生き残り、成長を続けられる道です。今と昔では、資本対労働の方程式が変わったのです。 

2つめは、顧客の嗜好が変わったことです。40代以下の顧客は、契約前に店舗をわざわざ見学することを必要としていません。すべてをデジタルで行うことに抵抗がないからです。ですから、Unwired Logicがもたらすアプリとバックオフィス用ソフトウェアの組み合わせといったテクノロジーは、顧客の要望に応えたい事業者にとって素晴らしい武器になるでしょう。 

若い世代の消費者層がせっかちだからというわけではありません。彼らは、使い勝手の良さや便利さを求めているのです。カードや鍵を持ち歩く代わりに、必要な時にスマートフォンでメモリ負荷の少ないアプリを使う方がいいと考えています。最近では、スマートフォンの機種変更をしても、初期設定時にバックアップですべてのアプリを新端末に移行できます。持ち歩かなければならない物が減るのは顧客にとって大きなメリットです。香港でも、シンガポールでも、日本でも、中国の都市部でも、顧客は皆口々に「スマホに入れてくれ」と言います。そして、Unwired Logicがそれを可能にするのです。 

UL: お時間をいただき、ありがとうございました。カンファレンスの成功を祈っています。 

ありがとうございます!9月26日から28日までオークラプレステージホテルで開催されます。詳しくはhttps://www.selfstorageexpo.asia/ をご覧ください! 

昨年のEXPOの様子はこちらからどうぞ

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Anna
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